こんにちは、ちえのわです。
転職活動をするなら、
- 履歴書(あなたの基本情報、経歴がわかるもの)
- 職務経歴書(これまでの実務経験、業務内容、+αの資格などがわかるもの)
この2つの書類は書けるようになっておくべきです。

転職したい看護師
就職活動依頼だから意外と書き方分からないな・・・職務経歴書にいたっては書いたことないよ。
大丈夫!この2つの書類は書き方が決まっているので、そのとおりに書けばちゃんと仕上がりますよ!

この記事を読むことでこんなことが分かります。
- 履歴書の書き方
- 職務経歴書の書き方、項目の設定
- 職務経歴書のフォーマット(無料!)
今後転職活動を考えていたり、転職希望先が決まり準備を始めている方はぜひ参考にしてください。
目次
履歴書・職務経歴書の書き方(参考サイトも複数紹介)
早速、書類準備をしていきましょう。
履歴書はお近くの書店や文具店、薬局でも取り扱いがあります。もちろんネットでポチってもOK!
履歴書の書き方
履歴書はどの応募先に対しても必ず提出します。
履歴書を作成する目的は、応募先の担当者さんにあなたの全体像を知ってもらうことです。
内容の十分な、美しい履歴書を書くことできちんと転職活動に向き合っている人だと印象づけることが出来ます。
具体的な書き方や気をつけたいポイントについて、看護roo!転職サポートでかなり詳しくまとめてあるページがあるので、こちらを参考にしてください。⇩
重複する部分もあるのですが、わたしが履歴書を書く時に気をつけたことは5つあります。
- 字を丁寧に書く、続け字のように書かない
- たくさん書こうとして字を小さくしない、書くことは要点を抑えて書く
- 語尾が同じ(~と考えています、~ます、~です)にならないように変化をもたせる
- 後ろ向きな表現(~は出来ない、~は苦手)は避けて「今後経験を積みたい」などの文言にする
- 前職の悪口は書かない
これらのポイントを抑えて書くことで、誰でもそれなりの見栄えで履歴書を書くことが出来ると思います。
まずは1枚下書きをして、文章の方向性を修正したり、おかしな表現がないか確認しましょう。
もし詳しく書きすぎて履歴書がパンパンになってしまった!という時は、詳細な部分を削って職務経歴書の方へ移しましょう。
職務経歴書の書き方
職務経歴書はあなたの経歴や、実際にやってきた業務内容、意欲的に取り組んできたことについて詳細に記載するものです。
職場によって提出を求められる場合とそうでない場合がありますが、個人的には作っておいて損はないと思います。
なぜなら、職務経歴書はあなたのこれまでを詰め込んだ絶好のカンペになるからです。
職務経歴書を提出しないということは、その分面接で細かに聞かれる可能性があります。
事前に職務経歴書を作っておけば自分自身のことを再認識でき、面接官へ正しい情報でアピールすることが出来ますよね。
そういった観点から見ても、職務経歴書をしっかり準備しておくのは重要です。
しかし困ったことに、職務経歴書には履歴書と違って決まった型も用紙もありません。
一応売ってはいますが、職務経歴欄が大きくてそれ以外のことを書くスペースが少ないので、個人的には物足りないかな?と感じました。
基本的には自分で項目もレイアウトも自由に作るのがおすすめです。

看護師
自由に・・・って言っても作ったことないんだから分からないよ!
皆どうやって作っているのかな?
となると思います。
わたしは、「インターネットでダウンロードしたフォーマット」の項目やレイアウトを自分に合うように調整して作成しました。

わたしも皆さんと同じで、書き方なんて知ってるわけない!って状態だったので、とりあえずググって調べました。
「看護師 職務経歴書 フォーマット 編年体式」と検索すれば、様々な転職サポートサイトでWordファイルを無料配布しています(一部会員登録必要)
参考) ベネッセMCM看護師お仕事サポート/ doda
職務経歴を時系列的にまとめる「編年体式」と、業務や職種ごとにまとめる「キャリア式」があります。一般的には編年体式を使用しますが、経歴やアピールしたい内容が豊富にあればキャリア式がおすすめです。また、応募先が前職の内容に近い場合は、「逆時系列」という方法もあります。
フォーマットを入手したらこれらの項目があるかを必ず確認します。なければ追加しましょう。
- 職務経歴(勤続年数、病院名、病床数、看護職員数、勤務部署、看護提供方式)
- 実際の業務内容
- 業務以外で取り組んだこと(教育、委員会、研究等)
- 前職までで身につけたスキル
- 看護関連資格の取得状況
職務経歴
職務経歴欄には、これまで勤務してきた病院、クリニック、訪問看護、派遣、パートなど全てを記載します。
病床数や職員数は病院の規模感をお伝えするための数値になるので、病院ホームページなどで確認して記入しましょう。
業務内容
ここにはあなたが実際やってきた業務について詳細に記載し、これまでどんな仕事をしてきた人なのかを伝えましょう。
きちんと記載しておくことで、あなたがどの分野なら即戦力になるかを示すことができ、それが職場の状況にマッチすれば採用に繋がります。
転職が2回目以降であれば、職場毎に分けて記載すると良いでしょう。
わたしは新生児科(NICU)からの転職だったので、この記事で紹介している業務内容をほぼ丸々記載しました。
授乳指導や、沐浴、哺乳なども包み隠さず全て記載し、「この人は本当に大人をみたことがない人なんだ」と認識してもらいたかったからです。
NICU看護師は成人領域で即戦力になるかを示すことが出来ないので、逆にサポートが必要な人材であることを明確にしておくほうが潔く、入職後の教育やサポートについても考えてもらいやすくなります。
業務以外に取り組んだこと
業務以外にも貴重な時間を割いて頑張ったことが誰しもありますよね。
- 業務後に◯◯委員会へ参加し、こんなことを病棟へ還元した
- 新人のプリセプターになり1年を通してこんな関わりをした
- 研究でこんな取り組みをして院内や学会で発表した
- マニュアルやフォーマットの作成に関わった
上記のような取り組みが1つでもあればぜひ記載してみてください。
身につけたスキル
基本的な成人(または小児)のフィジカルアセスメントの他に、その診療科ならではの手術や処置、検査、使用することの多いドレーン・チューブ類の管理などについて記載すると良いでしょう。
他にも急性期で呼吸器を取り扱うことが多かったとか、終末期で看取りのケアをすることが多かった、などの特徴があれば取り上げると良いでしょう。
看護関連の資格
看護師・保健師・助産師以外にも
- 認定看護師、専門看護師
- 特定行為研修
- BLS、PALS、NCPRなど蘇生に関わる資格
- ケアマネージャー
- 臨床心理士
- 呼吸療法認定士
- その他役立ちそうな資格
これらを取得している(もしくは今受講中、受験中)なら必ず書きましょう。
資格によっては給与など待遇に差が出てくるので忘れずに記載し、資格の証明ができるものをコピーするなどしておきましょう。
書き終えたら添削を受けるのがおすすめ
ここまで準備できれば、ある程度形になってきたことと思います。

看護師
やっと出来たし、送付状も書いたから早速送ろう~
と送ってしまいたくなりますが、ちょっと待って下さい!
最終的に応募する前には、転職サイトの担当者に添削してもらうのをおすすめします。
添削してもらうことによってこんな良さがあります。
- 誤字脱字を見つけてもらえる
- 内容がわかりやすいか、不足がないかチェックしてもらえる
- 見てもらえたという安心感がもてる
そのため、添削してもらう時間も考えて作成したほうが良いでしょう。

わたしはポストに投函したいと決めていた日から2週間前くらいに書き始めました。2日くらいで一通り作って添削に出しました。
転職サイトは看護roo!転職サポートを利用していましたが、当時の担当者さんにLINEで添削を依頼して翌日にはお返事をくれたのでかなり迅速な対応だったと記憶しています。
(LINEはもちろん求人情報を送ってくれる用で、個人的な連絡は一切なかったです!)
もしもまだ転職サイトに一つも登録していなければ、「情報を集めるだけ」「添削をしてもらうだけ」のつもりで登録してみてはいかがでしょうか。
ちなみに過去記事でも転職サイトとハローワークの登録について紹介しています。
まとめ
いかがでしたか?
履歴書も職務経歴書も書き慣れないものですので、ぜひこの記事を参考に書き始めてみてくださいね!

ちえのわ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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